松田.log

「Web・広告業界を盛り上げる!」をテーマに赤坂で働いています。

【よくある質問:求人の募集年齢について】

こんにちは。

「応募年齢をオーバーしているので、応募を辞退します」というお話をたまに伺います。

原則、企業は年齢を理由に応募制限を設けることはできないため、
求人に記載されている年齢に合わなくても応募自体は可能です。

求人に記載の応募年齢は、
企業が求めているポジションのスキルや
経験の想定から導き出された一つの目安です。

例えば、マネジメント経験がある方を採用したいから
〇歳~〇歳までというように、
応募内容をよりイメージしやすいように想定して年齢を記載しています。


求人に応募する際は年齢だけを見るのではなく、
募集要項や企業情報から求められている人物像を想像し、
応募するかどうかを決めることが重要だと考えます。

たとえば、【未経験募集】となっているもの。

【未経験募集】だからといって、
誰でも採用するわけではありません。

未経験者を求めている場合、
企業側は将来の伸びしろに期待して、
すぐは無理でも1年後、2年後、さらには10年後に会社の中核を担える人材へと
成長できるかどうかといった中長期的な視点を持って採用を行います。

【未経験募集】の求人は、新卒採用に近いイメージをもって
募集している企業が多いです。


職種内容だけでなく、企業情報からも
求めている人物像がわかることもあります。

創業から間もなかったり、社員の平均年齢が若い企業は、
全体のバランスを考えて、
それに見合った年齢の方を求めている場合もあります。


以上のことから、求人票に記載の職種が自分の経験と合っているか、
どんな人が起業し、働いている人はどんな人が多いのか、
などに注意して見ましょう。

応募を決めるために大事なのは、年齢と経験年数が見合っていることです。


応募年齢制限が合わないからといって諦めず、
経験が伴っているのであれば、
是非一度挑戦してみることをお勧めいたします。

 

ご参考にしていただけますと幸いです。

 

◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
HP: http://www.tym-co.net/index.html
転職相談申込ページ:http://www.tym-co.net/lp/

【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.20】

こんにちは。
皆様は自分の「話し方」について意識をしたことがあるでしょうか?

以前、面接で好印象を得る方法として
声のトーンに気を付けることについてお話しましたが、
それは「話し方」にも同じことが言えます。


たまに求職者の方に対して親しみやすいような話し方をする面接官がいます。
そんな時、つい気が緩んで「タメ口」が出ていませんか?

フランクに接してきた面接官に対して、
極度にかしこまり過ぎた対応をしてもよくないですが、
フランクになり過ぎてもいけません。

あくまでも面接は社会人と社会人の対話です。

相手の温度感に合わせた対応が大切になってきますが、
”ビジネス”での対応を意識しましょう。

また、「…でぇ~」「…なんですけどぉ~」などといった
語尾を伸ばす話し方や、「…ッス」といった
特徴的な話し方をする方も同様に注意が必要です。


アメリカの心理学者によると、言語・聴覚・視覚で矛盾があると、
言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で
聞き手が話し手の情報を判断しているという結果が出ております。

例えば、話している内容が真面目な内容でも、
「…ッス」などのだらしがない話し方だと、
適当な話である印象を持たれてしまうということです。

これは【メラビアンの法則】と呼ばれています。

いくらいい話をしていても、
話し方のせいで内容が上手く伝わっていなかったら勿体ないですよね。


面接官はあなたの「話し方」も見ています。
それは、あなたが社員として社外に出たときに
ビジネスマンとしてふさわしいか判断しているからです。

ただ、面接という非日常の場面では、
緊張をしてしまうため、無意識のうちに癖が出てしまうものです。

普段から自分の「話し方」が特徴的ではないか
周りの意見を聞くなど、いざという時に備えて改善しましょう。

これは転職などの面談時だけではなく、
普段のビジネスでも役立ちます。


皆様も是非ご参考にしてください。

 

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【転職事例vol.23 それぞれの転職活動で重視する優先順位】

こんにちは。
今回は東京での転職事例をご紹介します。

求職者は20代女性、美術大学を卒業後、
デザイン制作会社でエディトリアルデザイナーとして活躍されておりました。


「女性雑誌のデザイン」という自分の好きな業務に携わっており、
充実感を感じている一方で、徹夜が月3~4回、直近も3週連続で土日出勤しており、
体力の限界を感じていました。

転職相談にいらした際、今回の転職では、
まず「働き方の改善」が最優先で、出来れば正社員として
エディトリアルもしつつ業務の幅も広げたいと仰っておりました。


そこで、弊社からは福利厚生が充実している
広告制作会社のエディトリアルデザイナーの案件をご紹介いたしました。

この企業は従業員の半数以上が女性で、産休育休の実績も豊富。
22時強制退社制度を実施するなど、ワークライフバランスを重視しているのが特徴でした。
ただ、働きやすい制度がとても充実している反面、雇用形態が契約社員という懸念点もありました。

彼女も当初は「契約社員」という響きに不安を感じていたようでしたが、
正社員と待遇はほぼ変わらず、産休育休なども取得され活躍されている方が
いらっしゃるとお伝えすると安心されたようでした。

なにより、確実に働き方が改善される点や、
エディトリアルデザイナーとしての経験を活かしつつ、雑誌だけではなく
広告制作など業務の幅も広げることができるという点から、選考に進まれました。


企業側は、女性でエディトリアル経験をもつ応募者が中々見つからずに悩まれていたので、
スキルがある彼女は即戦力となると高く評価され、彼女は無事に内定を得ることができました。


転職活動において、年収や働き方、キャリアアップ、業務内容など…
求める条件は人それぞれあると思います。

しかし、それら全ての希望条件を満たす転職はできないのが現状です。
そんな時は、自分の中で譲れない条件は何か、
どの条件はどこまで検討可能で、一番大切にしたい条件は何なのか、
条件の優先順位をつけてみましょう。

今回、彼女に転職活動で譲れない条件と許容できる条件があったように、
自分の優先する条件を精査してみることをお勧めいたします。
そうすることで、選択肢の幅も広がってくるでしょう。


皆様も是非ご参考にしてください。

 

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【コラム: 転職理由ランキング】

こんにちは。

弊社ではご面談にいらっしゃった方にアンケートにご協力頂いております。
今回はそのアンケートを集計した結果についてお話します。


転職のきっかけベスト5は以下のような結果となりました。

1位:スキルアップできる環境にいきたい (73.5%)
2位:ワークライフバランスを整えるため (26.5%)
3位:年収が適正でないと思うため (18.7%)
4位:前職の経営不振(16.6%)
5位:評価制度に不満がある(10.4%)
                 ≪複数回答有り≫

全体の7割以上の方が「スキルアップ」を目的として転職活動を行っており、
特に25~30歳の方は男女ともにキャリアアップを最優先に考えている方が多かったです。

一方で35歳以上になると、キャリアアップだけでなく、
年収や評価への不満も転職理由にあげる方が多くなっていました。

ある程度の年齢になるとキャリア形成よりも、
より良い評価や待遇、環境も転職の要因になるようです。


転職のきっかけで2番目に多い「ラークライフバランス」については、
約1/3の女性が転職理由の一つに挙げていました。

やはり、女性は結婚・出産など、ライフイベントでの生活の変動が
大きくなる可能性が高いことが一因となっているのではないかと思われます。

また約1/4の男性も「ワークライフバランスを整えたい」を選択していました。

実際に「独身であれば許容できるが、結婚後は同じような働き方は出来ない」
「もっと子供と過ごす時間を増やせる環境で働きたい」など、
ワークライフバランス」を重視した転職を希望される男性の相談を多く承ります。

男女限らず「働き方の改善」への関心が高まっていると言えるでしょう。


さらに、アンケートではご利用中の転職エージェントや
転職サイトについてもお答えいただいております。
その数を集計してみると、3~4社のエージェントを利用している方が半数以上で、
転職サイトはほとんどの方が複数登録しておりました。

転職エージェントも転職サイトも多種多様で、
業種、職種、年齢などで支援サービスを分けて行っているところもあります。

自身の「キャリアアップ」や「ワークライフバランス」などの
希望条件を満たす求人案件や情報収集のために、
いくつかの転職エージェントやサイトを利用してみてもいいですね。


ご参考にしていただけますと幸いです。

 

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【よくある質問:産休と育休の制度について】

こんにちは。

「長く働ける環境がある企業を紹介してください」というご希望を多く承ります。

特に女性の場合、
「今後結婚して子供も欲しいので、産休・育休制度がある企業のみ紹介して欲しい。」
「産休・育休が取りやすそうだから大手企業だけ見たい。」
という具体的なご要望も多くいただきます。

確かに女性は結婚・出産などによるライフイベントの変動が大きいため、
特に長く働ける環境を気にされる傾向が強いようです。


今回はそんな「産休・育休」についてお話します。


率直に申しますと、「産休・育休制度」は労働基準法に定められており、
どの企業にも制度としては存在しています。

産休とは産前産後の約14週間の休業のことで、どなたでも取得できます。

育休とは子供が1歳になるまでの育児休業のことで、
同一事業会社に1年以上勤務していることなど、
いくつか条件が必要ですが、多くの方が取得できます。
また、企業によってはあらかじめ法定期間よりも
長く休業期間を設けているところもあります。


では何故、産休・育休について質問をされる方が多いのでしょうか?

それは現実問題として、
産休・育休制度があっても必ず取得できるとは言い切れないからです。


企業は産休・育休による欠員を、
社内異動や採用によって補充しなければなりません。

約1年間の休職中、担当していた業務を別の社員が行います。
「他の社員がやるのであれば、わざわざ休ませなくても…」
「そもそも復帰した時に同じ業務に戻れるかどうかわからない」
などの意見や理由から、取得自体を諦めざるを得ないケースもあるようです。

もしかすると産休・育休について質問される方の中には、
身近に苦労した方を見てきたのではないでしょうか。


私がご相談を受けた際には、
「一番確実なのは、前例がある企業です。」とお伝えしております。

そのため確率的には、
大企業や老舗企業のほうが取得しやすいと言えますが、
それだけで転職先の選択肢を減らしてしまうのは注意が必要です。

なぜなら、会社の規模が小さくても取得可能な企業や、
大手企業でも部署によっては取りづらいというケースもあるからです。

また、設立間もない企業などは、社員の年齢が若かったり、
人数が少なくて実績がまだ作れていないということもあります。


それよりも大切なことは、
経営者が産休・育休について理解があることだと私は考えます。

産休・育休を短期的な欠員と捉えず、長期的な企業成長の一環として考える企業であれば、
前例がなくとも実績を作ろうとするのではないでしょうか?


もし理解のある経営者の元で働いているのであれば、
産休・育休を取得した後もその職場で働き続けるという
意思表示をしっかり伝えましょう。

そして、「この人なら長期休業した後でも会社に貢献してくれる!」
「戻ってきてほしい!」と思われるように企業と信頼関係を築いていれば、
前例を作ることが出来、自分にとって長く働ける環境が作れるかもしれません。


ご参考にしていただけますと幸いです。

 

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【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.19】

こんにちは。


転職活動のサポートとして、
面接に同席させて頂く場合があります。

これまで数多くの面接に立ち合わせて頂き感じたことは、
どんな方でも面接となると緊張し、
普段通りには臨めないということです。

面接を無事に乗り越えるためには
『事前準備』をしておくことが大切だと強く思います。


私が同席させて頂いた中でよかった例を1つご紹介いたします。
求職者は30代女性、広告代理店でメディア営業として2年間活躍されていました。
彼女はこれまでほぼ営業しかやってきておりませんでしたが、
マーケティングへのキャリアアップを希望しておりました。

ご紹介した企業はマーケティングコンサルティング会社で、
今の彼女のキャリアではやや足りず、プラスのスキルが必要な企業でした。
しかし、彼女の志望度は非常に高く、
なんとか通過するために入念に準備をすることにしました。

彼女は以下の3点の事前準備を行い、面接に挑みました。
・企業情報と応募職種の把握
・自身のキャリアとやりたいことの整理
・応募職種の中で自身ができること、できないことの整理


これらの準備をしていたおかげで、自己PRの際、
「これまでほぼ営業の経験しかないので、●●はできないけれども、
▲▲という部分はできる」ということを簡潔に伝えることができ、
その後の質疑応答も滞りなく行えました。

さらに、自身のスキルで足りない部分を補うために、
マーケティング戦略の発表用の資料を用意し、
企業へ即戦力になれることをイメージさせられるように工夫をしていました。

必須ではありませんが、企業への志望度の高さとスキルのアピールになるので、
面接用に資料を作成することも1つの面接対策テクニックです。

面接同席していて彼女が十分に準備をしてきたことを感じ、
企業側も同じように感じたようで、
彼女への好感度が増していっているのが分かりました。

面接終了後、企業に彼女との面接について尋ねたところ、
企業について詳しく調べていたことに大変喜ばれており、
事前準備の大切さを改めて感じ取りました。


事前準備をしておくことのメリットは主に3つです。
1、ある程度想定していた質問にスムーズに対応できる
2、企業への志望度が伝わり、好感度を与えることにもなりプラスの効果がある
3、安心して面接に臨める

今までの面接同席を振り返ってみると、
内定まで繋がった求職者の方は、
十分に事前準備をしていた場合が多いです。

いい結果に近づくためには、
大切なことなのだなとしみじみと感じております。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 

◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
HP: http://www.tym-co.net/index.html
転職相談申込ページ:http://www.tym-co.net/entry.html

転職事例vol.22 自分の取り巻く環境と転職希望条件の変化を経て、転職活動約1年かけた決断

こんにちは。
今回は東京での転職事例を紹介します。

求職者は30代男性、美術大学を卒業後、広告制作プロダクションに入社。
デザイナーとしてスタートしてから、現在は同社にてアートディレクターとして活躍していました。
在籍していたのは広告代理店請けの仕事が多い広告制作プロダクションでしたが、彼は直接取引の案件が多く、自分でクライアントと打ち合わせをし、企画・制作・ディレクション全てを担当していました。

現状の会社に不満があったわけではない様ですが自身の今後のキャリアを考えた時に、よりキャリアアップできる環境はないかと弊社に相談にきました。

彼が今回転職を希望するにあたって、2つの軸がありました。
1.広告代理店でのクリエイティブディレクターへのスキルアップ
2.紙媒体だけではなくデジタル領域など、業務の幅を広げたい

彼はグラフィック領域においてのスキルは高く、制作会社からは引く手あまた。
しかし現職とあまり変わらないポジションは彼の希望とは反しており、彼の希望とすり合わせ、デジタル領域もできるWeb系の制作会社をいくつか紹介し、3〜4社から内定をもらいました。

ところが、彼の現職の仕事が落ち着いていない事やライフイベントの変化があり、最終的な条件の調整が折り合わず、全ての内定を辞退して一旦転職活動を停止しました。

「数か月後であれば落ち着く」と聞いていたのでその時期に改めて連絡をしたところ、本腰を入れて転職活動を再開すると返事をもらいました。

ちょうど同じ時期に、とあるハウスエージェンシーがアートディレクターを求めていました。
当初の彼の転職の軸とずれてますが、制作会社からハウスエージェンシーという点でキャリアアップになる事、生活面で年収等の譲れない条件がある事から、安定性の高いこの企業を紹介しました。

以前の彼であれば、広告代理店に行けてもクリエイティブディレクターにキャリアアップ出来なければ応募しなかったことでしょう。しかし彼をとりまく環境の変化は転職活動においての優先度を変えて、今回は応募を決めました。
結果、この企業で取り扱う業務内容と彼が現職でやってきた業務内容に親和性があり、確実に彼の技術が活かせると企業から評価され、無事内定を獲得。彼も今の希望にマッチしていたので、内定を受諾しました。

転職活動にかかる期間は人それぞれですが、平均3〜4カ月といわれています。
しかし、激務に追われている制作会社のクリエイティブ系職種の方たちは、なかなか時間を取ることが難しく1年〜2年かけて転職先が決まる方もいます。彼もその1人でした。

その時一番いい条件の転職先が決まるという、このような条件でのマッチング事例もあります。
自分にとって、今何を一番注視している条件なのかを臨機応変に見つめ直すことも大切です。

皆様も是非ご参考にしてください。


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