松田.log

「Web・広告業界を盛り上げる!」をテーマに赤坂で働いています。

【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.12】

こんにちは。
今回は面接時の服装に関してお話ししたいと思います。

新卒時と違い、中途採用のシーンにおいては、
必ずしもスーツを着用しなければならないということはなく、
「服装自由」と案内されることが多いかと思います。
そのため、逆に何を着ればいいのか悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

クリエイティブ業界、広告系の業界など、その人のセンスがモノを言う業界においては、
特に「服装」が与える印象は面接時においても重要な項目です。

オシャレであること、自分らしさを表現できることは重要ではありますが、
「面接」という場であること、相手は「企業」であることは忘れないようにしなくてはいけません。

相手に不快感を与えないマナーとして、服装選びをすることが重要です。

そのため、どの職種の方でも面接時は「ジャケット」を着用することが無難です。
やはりジャケットがあるとないでは、印象が大きく変わりますし、
ビジネスシーンを表現することが出来ます。

男性の場合、出来ればネクタイも締めた方が良いでしょう。
クールビズ推奨の企業も多いかと思いますが、
それはあくまでも社内でのルールであり、社外でも同じルールが通用するとは限りません。
無礼な人と思われないように、心掛けるようにしましょう。

また女性がセットアップのスーツを着用する際は、
スーツの色を気にした方が良いかもしれません、
黒のスーツを着ると、一気に就活感が出てしまいます。

「真面目さ」をアピールすることはできるかもしれませんが、
「物足りなさ」や「遊びごごろのない印象」と、とらえられる可能性もあります。
女性の場合、スーツの下のインナーで印象を変えることをお勧めします。

最後に意外と多いのが、サイズが合わないジャケットやスーツを着ている方です。
普段着ないからこそ…なのかもしれませんが、それだけで損をしてしまいます。

面接は中身も大切ですが、印象も重要です。
服装が原因で落としてしまった第一印象の評価を、
面接の内容で挽回するのは意外と難しいものです。

それであれば、相手に良い印象を与える服装で面接に臨むことが
面接通過率を上げる一つの方法とも考えられます。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 


◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
HP: http://www.tym-co.net/index.html
転職相談申込ページ:http://www.tym-co.net/lp/

【転職事例vol.14 海外から日本への転職。常識の違いをカバーした事例】

こんにちは。

数多くの転職者様とお会いわせていただいておりますが、
海外の大学を卒業されたクリエイターも増えてきた印象があります。

海外大学で学ばれ、そのまま海外で就職され、
20代半ばごろ日本に帰国され、国内での就職を目指される方も少なくないのですが、
ご紹介の際にネックになることがいくつかございます。

まず、海外での雇用形態の問題です。
海外では大卒後インターンシップで働くことが一般的です。
正社員と変わらないような仕事をしていたとしても、
なかなか日本ではそれが伝わらないことが多いです。

クリエイターの場合、クリエイティブのテイストや、
仕事の流れが違うことが多く、自社の仕事とマッチするか、
懸念される企業様も多いです。

今回の求職者も20代後半にして、アメリカから日本へ帰国し、
就業を希望されたデザイナーでした。
アメリカの大学を卒業され、2社インターンシップをご経験され、
デザイナーとしての実務経験は1年お持ちでした。

ポートフォリオを見る限り、センスも抜群。
でも日本っぽくないテイストもあり、ややアーティスティックな印象がありました。

弊社から複数企業にご紹介させていただき、ご応募いただきましたが、
先に挙げた懸念の部分で書類NGになることも多くございました。
コンサルタントからも企業へプッシュしたものの苦戦を強いられました。

お人柄は非常に前向きで、かつ高校から単身で海外留学するバイタリティの持ち主、
かつ日本での就業意欲は高く、書類選考さえどうにかなれば、
転職先が見つかると強く感じておりました。

そこで「日本の商品のデザイン案を数点ポートフォリオにいれてはどうか?」と提案させていただきました。
その提案に彼女はすぐに対応をしてくれ、飲料のパッケージデザインや、
ポスターなど複数ご用意いただきました。

それ以降、書類選考に通過率もぐっと上がり、
彼女自身の魅力もあり、すぐに企業からも内定が出ました。
内定を出した企業は社員数10名未満のデザイン会社。
企画からデザインに携わり、クライアント折衝も自分で行うため、
彼女のようなバイタリティの高い方を求めていました。
またお客様の中には飲料系もあり、
パッケージやポスターなどを扱うこともあるということで、
彼女のポートフォリオが刺さったとのことでした。

国が違えば常識は大きく変わります。
その国の事情を知らなければ、その壁を超えるのは非常に難しいことです。
しかし同じ国内でも、会社が違えば常識が変わりますし、
その違いを相手を理解してもらうことは簡単ではないことです。

相手(選考企業)にとって、いかにわかりやすい情報を提供できるかが、
転職成功のカギになるのかもしれません。


是非ご参考にしてください。

 


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【コラム:転職の成功とは?】

こんにちは。

エージェントとして様々な方の転職をお手伝いさせていただく中で、
「転職の成功」とはなにか考えることがあります。

「転職(次の会社)が決まること=成功」と考えられる方も
多い印象があり、兎にも角にも次の職を決めるために、
志望動機を考え、面接対策をし、企業選びを行う方は多くいらっしゃいます。

転職したいと思っていて、出来ないよりは内定を得られた方が成功とは言えるでしょう。

しかし、転職は一つのきっかけに過ぎず、
本当に考えなければならないのは自分自身の長いキャリアについてです。

就職~定年退職まで働くとして約40年の中で、
何が出来るようになりたいのか、それに対してどれぐらいの報酬をもらいたいのか、
などを考えた上に「転職」というものがなければ、
転職が出来たとしても「成功」とはいえないのではないでしょうか?

自分にとって守りたい価値観、優先したい条件をしっかり考え、
それが叶う環境、もしくは叶えれそうな環境を見極めるのが重要です。

労働時間や福利厚生などの条件が良い環境に行くことが
10年後20年後の自分のキャリアに結びつくのか?

目標とする業界、仕事内容があった際に、
仕事内容は希望と違ってもその業界に入って中でキャリアチェンジするのか、
業界は違えど目標の仕事内容に近い仕事をするのか。

決定を強いられる様々な分岐点において、ブレない決断をするためには、
ある程度の未来を描くことと、その中での優先度を決めておくことが重要です。
万が一、叶えたい条件がわからないのであれば、
下限のボーダーラインだけでも明確にすれば失敗は少なくなります。

本格的に転職活動をしている方も、転職も視野に入れていらっしゃる方も、
一度じっくり自分のキャリアを考えられる際に参考にしていただけますと幸いです。

宜しくお願いいたします。

 

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【転職事例vol.13 驚きの方法で入社意欲をアピール。転職成功事例】

こんにちは。

今回は弊社でお手伝いした転職事例の中でも
驚いた方法で入社意欲をアピールし成功した事例をご紹介します。

求職者は大阪在住の30代男性です。
営業として数年ご就業されたのち、
現在はフリーランスの制作ディレクターとして、
情報誌のディレクションやWebメディア記事の制作などを行っていました。

今回の転職では広告代理店で就業することを目指し、ご相談にいらっしゃいました。

スキルも高く、意欲も高く、非常にお人柄も良かったのですが、
直近のフリーランスの経験が長かったため、
「本当に長期勤務してくれるかどうか」、「企業・組織的な働き方に戻れるのだろうか」と
懸念される企業様も多く、面接に進むことが出来ませんでした。

弊社も出来るだけサポートさせていただき、
ようやく1次面接に進むことが出来たのは老舗の広告代理店でした。
その企業は電鉄系のグループ会社で、長い歴史を持ち、安定性が魅力。
彼の希望にはかなっていましたが、企業側としては懸念を抱えたまま、
一旦面接で判断しようというスタンスでした。

そんな1次面接にて、彼は思いもよらぬ方法で入社意思をアピールしました。


それは「鞄」です。


そのグループ会社の電鉄の車両色が好きだったため、
わざわざオーダーメイドで作った同じ色の鞄を面接に持参されたのです。

たまたま好きな色だったと言えばそうかもしれませんが、
「関心を持ってくれている→愛社精神を持ってくれそう→長期就業してくれそう」という
ポジティブな印象を与えることが出来、懸念を払しょくすることが出来ました。
もとより営業としてのご経験や、能力も高い方なので、
就業観念に対する懸念が消えれば、内定の確率も高かったため、
無事に内定、入社受諾となりました。


今までも入社意欲を伝えるやり方として、
自主制作の作品や追加資料、熱意のこもったメールなど、
様々な方法を見てきましたが、「色」をアピールされるのは初めてでした。


些細なことかもしれませんが、「関心を持ってくれている」、
「前向きに選考を受けてくれている」と伝えることが出来れば、
採用企業側としてもプラス評価につなげたくなる気持ちもわかります。

 

面接の際のご参考にしていただけますと幸いです。

 

 

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【よくある質問「経験年数」について】

こんにちは。

Webサイトの求人情報や転職エージェントからの求人票など、
必ずと言っていいほど、求めるキャリアの経験年数が記載されているかと思います。
あくまでも目安というお話をしたうえでご紹介させていただきますが、
やはり求職者の方から「経験年数に満たないので辞退します」
というご連絡をいただくことがございます。

経験年数はそれ相応のスキルを求めているというメッセージです。
求人票に「経験年数3年以上」と書かれていた際に、
本当に3年以上経験していないといけないかというとそうではありません。
仮に年数が満たなかったとしても、企業側が求めるスキルを満たしていれば、
採用の可能性は大いにあります。

また求人を出した段階での企業が求めていたスキルが、
採用を始めていく中で変化することも多くございます。
ご紹介している転職ストーリーの中でも、
「経験は浅くても…」というケースがあるように、
企業側が最初に求めるレベルよりに満たなくても
それ以外のところで挽回できるケースはわりとよくある話です。

一方で、企業が記載している経験年数を大幅に上回る場合は、
応募を見合わせた方が良いかもしれません。

経験年数が3年以上の求人に対して、
10年以上の経験がある方がご応募されるのは、
お見送りになる可能性が高いです。

一般的に考えて「○年以上」と記載されていた場合の、
企業が想定している年数はプラス2年程度です。

それは想定年収もあわせてご推測されると良いかと思いますが、
若手のプレイヤー層を想定されている企業様は「経験年数も少なめ、年収も低め」、
ハイレイヤー層を求められる場合は「経験年数も長め、年収も高め」となります。


もちろん年収レンジに関しては、企業によって変わりますので、
必ずしもそうであるとは言えませんが、
企業応募の際のご参考にしていただけますと幸いです。

 


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【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.11】

こんにちは。
これまで面接の流れに沿って、どのように希望を伝えるかをお伝えしてきました。
今回は『伝え方』にフォーカスしてお話ししたいと思います。

そもそも転職における面接の場で伝えるべきことは何でしょうか?

・ご自身のキャリア(何が出来るか)
・これからのキャリア(何をしたいか)
・諸条件

基本は上記の3点に集約されているかと思います。

「今出来ること」と「これからやりたいこと」が、
面接している企業にマッチしているかどうかが面接を通して判断され、
採用/不採用が決まるということです。

面接を受ける側もする側もお互いに納得感をもって、
判断をしていくために何が必要か。

それは「具体的に」物事を伝えることだと感じています。

具体性を出すためによく「数字」を使って表現するように
アドバイスをされることがあると思います。
数字は普遍性があり、時間や達成度などは誰でもわかる指標です。
ですが、ただ数字を言えば具体的になるかというとそうでもないので、注意が必要です。

たとえば一つのクリエイティブを制作するのにかかる時間を数字で伝えたとしても、
それが長いのか短いのか、企業によってどう判断するかは違います。
現職では早い方でも、面接先の企業では遅いと判断されるかもしれません。

営業であれば、達成率が高ければどの会社でも高い評価をされるというわけではなく、
目標や様々な条件によって評価基準が変わります。
誰でも達成可能な目標なのか、社内ではどれぐらいの割合で達成しているのか、
売りやすい商材なのか、数字の背景まで話さないと本当のスキルは伝わっていません。


自己紹介の段階でそこまで話すことはしなかったとしても、
おそらく企業側から質問をされた際には、より具体的に、
相手が自分のやってきたことをイメージできるぐらいに話さなければ、
採用のチャンスを逃してしまいます。

仮に同じ業界、同じ職種の方が採用面接を担当していたとしても、
会社が変われば考え方、価値観、捉え方は変わります。
それを理解し、意識して、伝えることで面接の通過率は変わると考えます。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 


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【転職事例vol.12 実技選考でキャリアの弱みをカバーした転職事例】

こんにちは。

クリエイターの選考の場合、特にデザイナーが多いですが、
実技課題が行われることもございます。

内容は企業によってまちまちですが、
事前に課題が知らされて次回選考までに用意する場合や、
または当日課題が知らされて、その場で行うこともございます。
今回のケースは実技課題によって転職成功につながったケースになります。

求職者は20代後半の女性です。
クリエイティブ系の専門学校を卒業後、
アーティストのグッズ制作や冊子制作、Webサイト運営などを行う企業に入社され、
企画、デザイン、進行管理、時にはライターのような仕事まで行われてきました。

仕事のやりがいは感じつつも、携わる業界の偏り、
幅広い業務ゆえの専門性のない自分のキャリアに懸念を感じ、
転職活動を始められました。

いざ転職活動を始めてみると、やはり思うように書類が通過せず、
なかなか自分をアピールする機会がないまま、チャンスを逃してしまうことが多かったそうです。

弊社のコンサルタントから見ても、テイストが偏っている実績や、
凝ったデザインをやる機会がなく、本来のスキルがアピール出来ていないかもしれないと感じたようです。

書類の通過率を上げるため、
ポートフォリオに自主制作作品を追加していただき
企業との選考に備えました。

それでもスキルがアピールできない際は、
撮影まわりの経験や、キャスティング経験など、
デザイン以外のスキルをアピールし書類通過率を上げました。

その中でアパレル系に強いクリエイティブエージェンシーが、
彼女のデザイン以外のスキルに興味を持ち、面接の機会を調整することが出来ました。
しかし、ポジションはデザイナーとしての採用。
デザイン以外のスキルは魅力的でも、
デザイン力がなければ採用になることはありません。

そこで急遽、今進行中の案件を課題とし、彼女にお願いすることで、
スキルをチェックする機会を作ることになりました。

期間は2日間という短い納期での依頼でしたが、
本来のスキルのアピールだけでなく、
制作スピードもアピールすることが出来、
無事に内定、採用となりました。

今回の場合、実務中心のポートフォリオだけでなく自主作品を追加したこと、
また敢えて選考に課題を入れたことで、本来の魅力を伝えることが出来、
採用に繋げることが出来ました。

実技課題があると聞くと良いイメージがしないかもしれませんが、
起死回生のチャンスになる可能性もあるかもしれないですね。


是非ご参考にしてください。

 


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