松田.log

「Web・広告業界を盛り上げる!」をテーマに赤坂で働いています。

【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.17】

こんにちは。

今回は簡単に面接の印象を変えられる方法をお伝えしたいと思います。

よく人の印象は話の内容よりも見た目の情報で決まる、と言われています。

これはある意味、正しいと思っており、
面接においては服装や清潔感、表情などが良いと、
好転することが多いと感じています。

そして当たり前ですが、話す内容も重要です。
これは今までのコラムの中で、
面接官の質問の意図や、よくある質問の伝え方をお話した通りです。

あと、もう一つ。
見た目と会話の中身と同じように需要な要素として、
「声」の印象があります。


弱々しく話す人より、はっきりと話す人の方が、
自信があり仕事が出来そうな印象を持ちますよね?
どんなに話す内容がなくても、話し方でマイナスな印象を与えると、
結果的に伝わらないケースが多いと感じます。


では、どうしたら良いかですが、
面接前に私がアドバイスをするのは
「語尾まできちんと言い切る」ということです。


「~です」、「~だと思います」など、
最後まで言い切るように心掛けるだけで印象が大きく変わります。

実際に面接が苦手な方も、それを意識して面接に臨んだことで、
良い結果を導いたことがありました。

普段の会話で使うことは多くないと思いますが、
しっかり言い切って発言が出来るようになると、
自然と「自信がある」ように見えてくるので、不思議なものです。

是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 

◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
HP: http://www.tym-co.net/index.html
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【転職事例vol.18 彼女にとってのキャリアアップとは? 】

こんにちは。

今回は大阪での転職事例をご紹介します。

求職者は30代女性、大学をご卒業後、
制作会社で教育関連の制作ディレクター兼プランナーとして
ご活躍されていらっしゃいました。

制作においては紙~Webまで経験しておりスキルも豊富。
直近は300名規模の広告代理店でクリエイティブディレクターとして
制作ディレクションだけでなく、リサーチ~マーケティング企画の部分まで携わり、
申し分ないキャリアを歩まれていらっしゃいました。

これからも仕事をバリバリ行い、キャリアアップしたい。
そのためにはもっと仕事の幅を広げたいと思い、弊社にご相談にいらっしゃいました。
というのも、クライアントがずっと教育関係と限定されており、
「教育以外がやりたい」というのが彼女の本音だったからです。

しかしながら、ある程度のキャリアがある方だと、
「領域を広げたい」「新しい業務にチャレンジしたい」と思い積極的に動いたとしても、
企業側の門戸が狭い可能性があります。

採用する企業としては、キャリアが上がれば上がるほど、
「即戦力」「すぐに仕事を任せられる人」を求めたいと思いが強くなります。

また一般的にキャリアアップというと、
「役職が付くこと」や「会社規模が大きくなること」などを指すことが多く、
よりプロフェッショナルな経験が求められ、「未経験からのチャレンジ」は難しくなります。

そのため、志向性のミスマッチが起こるケースが非常に多くなるのが、
30代からの転職と言われています。


彼女の場合ですが、ご面談を通し、
・キャリアアップは「会社規模・社格が上がること」というよりも「仕事内容」を優先すること、
・教育以外の仕事をすることは、内容次第で絶対条件ではないこと、
・仕事が「充実している」と感じられることが重要であること、
それが叶えば、納得のいく転職先が見つけられるのではないかと感じました。


弊社からは、東京に本社を持つ制作会社の大阪事業所をご紹介しました。
この企業は学校案内など教育系の仕事だけでなく、採用パンフレットやサイトなどの制作も行っており、
彼女の強みを生かしつつ、別の領域へのチャレンジもすることが可能です。
また大阪事業所はまだ5名、全体でも80名規模、
300名規模の会社からの転職はある意味チャレンジになります。
今までよりも一人一人の裁量が求められる環境で働くことは、
彼女が求める「仕事の充実」にもつながると考え、ご応募いただきました。


企業側にご推薦したところ、まず彼女の教育系の制作における
クリエイティブディレクターとしての長いキャリアは彼女の強みとしてご評価頂きました。

面接では、5名という少人数の組織の中も即戦力として活躍できるだけの実績を持ったうえで、
新しいチャレンジとして別領域も行うバイタリティーや、
また会社の規模が変わることよりも「仕事内容」を重視していることなど、
仕事に対しての強い想いを感じ、無事ご内定の連絡をいただきました。


彼女のような「即戦力+チャレンジ」の両軸がかなうケースはあまり多くはありませんが、
社格や役職などの肩書きよりも、「仕事内容」にフォーカスをすれば叶うケースもございます。

自分にとって何がキャリアアップなのか考えることも、
納得のいく転職をするためには重要かもしれませんね。


皆様も是非ご参考にしてください。

 

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【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.16】

こんにちは。

今までの面接経験の中で、「何故この質問をされたのだろう?」や
「この質問に対し、どのような回答を期待されているのだろう?」と
悩んだことはありませんか?

業務内容への質問、仕事への想いなど、
仕事にまつわることであればなんとなくイメージはつきそうですが、
突然「休日の過ごし方」や「趣味」など突拍子もなく聞かれて
虚をつかれたような経験がある方も多いのではないでしょうか。


そのような面接の合否に関わらなさそうな質問をされるときは、
「もっと候補者のことが知りたい」と思っている場合と
「突拍子もない質問をしたときの対応」を図っている場合と2つに分かれます。

多くは前者の理由で聞いていることが多いと思います。

一緒に働く人のことはよく知っておきたい、
趣味や価値観が近い人と一緒に働いた方が良い、と考える企業が多いからです。


後者の場合は、その方のコミュニケーション力を深く探ろうとしているケースが多いかと思います。

仕事にまつわる質問はある程度、事前準備が可能です。
面接も複数回を重ねれば、うまく回答できるようになるものです。

企業側がお客様の前に出ることを求めるポジションを想定し面接した場合、
決められた事だけ、覚えたことだけを言える社員よりも、
臨機応変さ、突発の対応力が高い社員がほしいと思うものです。

そのようなときに、「あえて」仕事に関係ない質問をし、
その方の反応を見て判断する企業もあると聞いています。


時に質問の回答内容ではなく、その対応方法が合否の鍵になると考えると、
面接に臨む際には「コミュニケーション」ということを意識しないといけないですね。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 

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【よくある質問「試用期間」について】

こんにちは。

求職者様に求人をご紹介する際、時折ですが、
「試用期間」についてご質問をいただくことがあります。

試用期間とは、入社した方の勤務態度やスキル、性格などを把握し、
正式に採用するかどうか企業側が定めるための期間です。

面接は書面での情報と、コミュニケーションでしか判断できません。
またすべて候補者の自己申告の情報を基に企業はジャッジを下すしかできません。
場合によっては、採用に至ってから、
思っていたよりもスキルが低い、態度が悪い、
周りの人とうまくコミュニケーションが取れないなどの
問題が明らかになるケースも。

それを防ぐために多くの企業では試用期間を設けています。

一般的に、3〜6ヶ月を期間として設ける企業が多いようですが、
設定期間は法律で定められているわけではないので、
応募する企業によって確認した方が良いでしょう。

また企業によっては、
本採用時との雇用形態や雇用条件が異なるケースもございます。
よくあるケースだと、試用期間中は契約社員として採用をされたり、
給与基準が異なる場合もございます。

試用期間中の雇用条件が変わる場合、
求人票への記載をしないと労働基準法に触れることもありますので、
応募の際の確認を忘れないようにした方が良いと思います。

 

企業にとって従業員を一人採用するためには大きな覚悟と決断が必要になります。
採用にかけた費用や時間、入社準備など、労力をかけて迎え入れることを考えれば、
3〜6ヶ月の試用期間を設け、本当に「活躍を期待していいのか」を
身長に判断したいと思う気持ちも理解が出来ます。

一方で、求職者側にとっても、
言われていた内容と実際の業務内容が違う、などというケースもあります。

転職先を決めるのも、その人の人生にとって大きな覚悟と決断が必要ですので、
お互いにとって、試用期間があった方が良いのかもしれません。


ご参考にしていただけますと幸いです。

 

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【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.15】

こんにちは。
今回は面接のマナーではなく、
面接の臨み方についてお話をしたいと思います。

私もエージェントとして多くの求職者の方の面接に立ち会ってまいりましたが、
まったく緊張せずに面接に臨んでいる人はほぼいらっしゃいません。

なぜ面接は緊張するのでしょうか?

例えばテストであれば、ある程度の対策ができます。
解法を基に、結果にたどり着くことが可能です。
そもそも知識がなければ答えることすらできないですし、
得意な領域であれば満点を取ることも可能です。

しかし面接はその場の勝負。
どんな相手からどんな質問が来るのかわかりませんし、
その質問に対しての回答が正しいのかどうか、
間違ってしまったら不合格になるのではないか、など
不安になってしまうから緊張するのでしょう。


面接に臨むときの心構えとしては、
面接には「完璧な答え」があるわけではないので、
「答え合わせ」をしに行くのではなく「対話」をしに行くと考えることです。

面接官に対し、自分を知ってもらうこと、
そして面接を通して、自分が相手(企業)をよく知ることが、
面接の本当の目的です。


企業によっては必ず質問する項目も用意している場合が多いですが、
それ以外の内容は、候補者の回答内容に合わせて替えているケースが多いです。
ゆえに、完璧な対策も出来ませんし、
その時の流れに乗って、臨機応変に対話していただくしかできません。

面接で失敗してしまうケースは、
恐らく緊張しすぎた結果、臨機応変な対応が出来なかったり、
表情が硬くなってしまったり自分らしさを出すことが出来なかったから、
というのが多いのではないでしょうか。

もちろん面接をしてみて、実際の求めるスキルと違った、社風に合わないなど、
うまく会話が出来たとしても違う理由で不合格になることもありますが。

面接は気負わず平常心で、また見栄を張らず等身大で臨むことが、
本来の自分を伝えるための鍵になると考えます。


しかし、あまり緊張感がなくなると、調子に乗って話し過ぎてしまったり、
それ以外のしぐさやマナーで不合格になるケースもありますので、
程よく気を引き締めて臨むよう心がけてください。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 

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【よくある質問「インセンティブ制度」について】

こんにちは。

前回、賞与についてお話しさせていただきましたので、
今回はインセンティブ制度についてお伝えしたいと思います。

インセンティブ制度とは、
業務の成果や実績に応じて給与や賞与を変動させることです。

実績に応じた報奨を与えることで、従業員のモチベーションを上げ、
さらに実績を上げられるようになれば会社全体の業績も上がるようになるだろう、
ということがインセンティブ制度を取り入れる企業の考えとして多いです。

インセンティブの対象も、個人の成績やグループ、会社全体など、
また対象期間もその企業により異なります。

企業によっては、賞与とは別の報奨金として取り入れていたり、
年俸制の企業などでは賞与扱いとして取り入れていたり様々です。

成果が見えやすい職種や会社自体の業績が良い成長企業は
従業員のモチベーションに繋がりますので、
インセンティブを取り入れるケースが多いです。

例えば営業のような仕事であれば、ボーナス的なインセンティブではなく、
月給自体も成果によって連動するケースもあるようです。

一方で成果が数字で見えにくい職種などは、
インセンティブ制度を取り入れてもモチベーションにはつながらないかもしれません。

求人票にも「インセンティブ」について記載されているケースがありますが、
具体的な対象範囲や期間などは記載されていないことが多いかもしれません。

ですが、必ずしも「インセンティブ=歩合給」ということではありませんし、
成果に対してきちんとした報奨を与えようとしている企業とも考えることも出来ます。

インセンティブを導入する企業を応募する際は、
是非面接の際に具体的な内容やその導入背景などを聞いてみると、
その企業が従業員に対してどのような考えを持っているのか理解できるかもしれません。

ご参考にしていただけますと幸いです。

 

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【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.14】

こんにちは。
今回は面接時のマナーについてお話ししたいと思います。


面接当日、皆さんは面接開始時刻のどれぐらい前に企業に訪問されますか?

余裕をもって10分、15分前にオフィスビルに着くように訪問をし、
一旦呼吸を整え、5分前を目安に企業の受付へ行く…

このようなスケジュールで訪問される方が一般的ではないでしょうか。


間に合っているとはいえ1分前やオンタイムもあまり印象が良くありませんし、
遅刻はもってのほかです。
万が一、遅れてしまうときは分かった段階で連絡をしましょう。

まずは、余裕をもって到着できるように心がけましょう。

交通トラブル、道に迷ってしまう、
大型オフィスビルでエントランスが混雑している…など、
不測の事態に巻き込まれることもあるかもしれません。
どんなことが起こっても良いように早めの行動を心掛けることは重要です。

ですが、早く着いたからとはいえ、
企業にも早く訪問していいとは限りません。
早く訪問した方がやる気をアピールできるのではないかと
考えられる方もいらっしゃいますが、それは違います。

採用担当者が別の業務もしていたら?
前のお客様で応接室が埋まっていたら?など様々な事情があり、
早く来た方への対応が出来ないケースも大いに考えられます。

また企業によっては早く来てしまった候補者を
「相手への配慮が出来ない」と評価することもあります。
カフェやビルの入り口などで待機するのが良いでしょう。

以前、早めに企業に到着された方が「早すぎは失礼」と思い、
受付で呼出しをせずにオフィスエントランスにソファーがあったため、
そこで待っていたという話を聞いたことがあります。

そこは30名規模のそこまで大きくない規模の企業だったのですが、
従業員の方が執務スペースから出ると、呼出しも鳴っていないのに
知らない方がソファーに座っていて、とても驚いたそうです。
話を聞けば、「面接前に来たので座って待っていました」とのことでしたが、
その企業としては「ビジネスマナーがない」との評価を下したそうです。


遅くてもダメ、早くてもダメというのは、非常に微妙な話ではありますが、
「相手への配慮」というのがキーワードになるのではないでしょうか?
面接する企業にとって自分の行動がどう映っているかを想像してみること、
自分が面接する側だったらその行動をどう思うか考えてみることが大切です。


どんなにスキルが高くても、会社で働く以上、
チームワークや周りの方とのうまくやっていくことが求められます。
「配慮が出来る」ということは求人票には書いていなくとも、
どの企業でも求職者に求めている条件になるのではないでしょうか?


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 


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