【書評】「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 (岩田松雄)
さくさく読める本でしたが、学びが多かったのでピックアップします。
●リーダーに問われているのは、部下にいかに動いてもらえるかということです。より強く目を向けなければいけないのは、部下なのです。
●大事なことは常に長期的には何とかなるということ。部下の前では「1%でも可能性があるのであれば絶対にいけるぞ。大丈夫!」という気持ちを常に持ち続けることです。
●部下は3日で上司を見極める。リーダの言動、さらには仕事ぶりそのものが、コミュニケーションになっている。
●「お前が失敗しても会社はつぶれない」たった一つの上司の言葉が、萎縮することもなく、伸び伸び仕事をすることを可能にしてくれたのです。それだけの言葉を、リーダーは発することができるのです。
●「みんなを幸せにしたい」という思い。これこそが、リーダの最大の原動力でなければなりません。
●誰が出世するか、究極のメッセージは人事である。この会社はどんな人材を登用し、出世させるのか。それは実はトップからの究極のメッセージでもあるのです。
●組織では、ポジションが上に行けば行くほど、求められる能力は「スキル系」の能力よりも「人格系」の能力が大きくなる。
●怒られても恨みを買っても、決めなければいけないことがあるのです。リーダーは恨みに任ずる覚悟が必要です。
リーダーとはどんな人であるべきかということを、スキルではなく、ウィルで考えさせられる本でした。自分のコトバで、自分のスタイルでコミュニケーションを誠実にとっていくことが非常に重要で、分かっちゃいるけど実行に移すのが難しい。。