松田.log

「Web・広告業界を盛り上げる!」をテーマに赤坂で働いています。

【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.11】

こんにちは。
これまで面接の流れに沿って、どのように希望を伝えるかをお伝えしてきました。
今回は『伝え方』にフォーカスしてお話ししたいと思います。

そもそも転職における面接の場で伝えるべきことは何でしょうか?

・ご自身のキャリア(何が出来るか)
・これからのキャリア(何をしたいか)
・諸条件

基本は上記の3点に集約されているかと思います。

「今出来ること」と「これからやりたいこと」が、
面接している企業にマッチしているかどうかが面接を通して判断され、
採用/不採用が決まるということです。

面接を受ける側もする側もお互いに納得感をもって、
判断をしていくために何が必要か。

それは「具体的に」物事を伝えることだと感じています。

具体性を出すためによく「数字」を使って表現するように
アドバイスをされることがあると思います。
数字は普遍性があり、時間や達成度などは誰でもわかる指標です。
ですが、ただ数字を言えば具体的になるかというとそうでもないので、注意が必要です。

たとえば一つのクリエイティブを制作するのにかかる時間を数字で伝えたとしても、
それが長いのか短いのか、企業によってどう判断するかは違います。
現職では早い方でも、面接先の企業では遅いと判断されるかもしれません。

営業であれば、達成率が高ければどの会社でも高い評価をされるというわけではなく、
目標や様々な条件によって評価基準が変わります。
誰でも達成可能な目標なのか、社内ではどれぐらいの割合で達成しているのか、
売りやすい商材なのか、数字の背景まで話さないと本当のスキルは伝わっていません。


自己紹介の段階でそこまで話すことはしなかったとしても、
おそらく企業側から質問をされた際には、より具体的に、
相手が自分のやってきたことをイメージできるぐらいに話さなければ、
採用のチャンスを逃してしまいます。

仮に同じ業界、同じ職種の方が採用面接を担当していたとしても、
会社が変われば考え方、価値観、捉え方は変わります。
それを理解し、意識して、伝えることで面接の通過率は変わると考えます。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 


◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
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