【転職事例vol.19 デザイナーから営業へ。自分の性格に合う職種への転職】
こんにちは。
今回は名古屋での転職事例をご紹介します。
求職者は20代女性、美術系の専門学校を卒業後、
デザイナーとして2社経験をしていました。
1社目は終電を超えて働くことも多く、激務につき退職、
2社目は働き方はやや改善されたものの、職場内の人間関係が悪く、
女性として働きずらい環境となり退職しており、
ご相談にいらした際は大変お疲れのご様子でした。
制作や広告に携わることは嫌いではない…。
しかし、今までの会社の環境が良くなかったため、このままのキャリアでいいのか、
広告業界で頑張れるのかどうか、ということを非常に悩んでいらっしゃいました。
相談を進める中で感じたことは、非常に素直で真面目な性格で、
相手の話を聞く姿勢や表情が良く、打ち解けるにつれて前向きな方であることも感じるようになりました。
コミュニケーション力は高く、アクティブに動き回ることが好きな方であることも感じました。
真面目さ故に、会社環境や職場の人間関係を重く受け止めうまく立ち回ることが出来なかっただけで、
社風や性格面からマッチし、ストレスを感じずに働ける環境に転職することが出来れば、
彼女は確実に活躍できるだろうと確信しました。
今回、弊社からはデザイナー職ではなく、
あえて営業職を数社ご紹介させていただきました。
彼女の性格や前向きさ、表情など、営業として活かせるポテンシャルがあること、
またデザインがわかることは、広告業界の営業として強みになります。
今までデザイナーとしてクライアントとのやり取り経験もあるので、
あとは未経験でも営業として頑張れる、という自信をつけていけば、
企業側からも評価されるのではないかと弊社側も考えました。
彼女にとっては思いもよらない提案だったようですが、
話を進めるうちに「性格的にはあうのかもしれない」と考えるようになり、
営業職での転職を進めていくことになりました。
とはいえ未経験へのチャレンジではあるので、
応募した企業の会社研究、面接対策など面接前後での打合せ回数を増やすなど、
密にコミュニケーションを重ね、彼女が自信をもって取り組めるようにサポートしました。
数を重ねるにつれ、彼女の表情や、転職に対する姿勢の変化を感じ、
疲れてやや下を向いていた彼女はどんどん前向きで自信のある女性へと変わっていきました。
最終的に、彼女は大手広告代理店の名古屋支社にて営業職としての採用が決まりました。
未経験ではあったものの、企業が彼女を採用した決め手は
「明るさ」と「素直さ」と聞いています。
もちろんデザインの知識を活かして、営業としてほしいという
期待もあるそうですが、最終的には人柄と聞きました。
彼女としても東証一部上場という安定した基盤を持つ企業であること、
また面接官や選考中に会った人たちの印象から、
性格面でもマッチングしていると感じることが出来たため、
その企業でお世話になることを決心したそうです。
転職でまず必要なことはスキルです。
特にクリエイターであれば、なおのことスキルは重視されていきます。
しかし、職種によっては、スキル以外の部分でも評価されることがあり、
彼女のように自分のことを理解し、さらに伸ばしたことで、
実績以外の点で自分の強みを見つけだし、転職成功へ導かれたケースもあります。
皆様も是非ご参考にしてください。
◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
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