【書評】93番目のキミ 山田 悠介
先日、図書館にいったときライトな小説はないかなーと思い、借りてきた本。2時間ぐらいで、サクサク読める本ではあったが、じんわりと感動できる良書でした。
少しだけ未来という設定で、ロボットの「シロ」が時にロボットっぽい従順さをもっていたり、時に人間臭い一面をもちながら「ナリタ」を結果的に成長させていくという話。
私も犬を飼っているので、自分で環境を変えたり、自分から主張したりすることが難しいが、主人のことを常に思っているという姿がいじらしくココロを打たれた。
気軽な気持ちで読んで欲しい一冊。