こうして、チームは熱狂し始めた。 近田 哲昌
最初は、いつも聞いてるポッドキャストでこの本の情報を聞いたのですが、仕事柄サイバーエージェント様のお話をお聞きする機会が多く、また短期間での成長スピードが早いためとても興味があり、本書を手に取りました。
より、現場に近い方が書かれた本ということもあって、実際に行った事例中心で書かれているのかなあと思っていましたが、どちらかというとどの企業でも当てはまる普遍的な内容を抽象度高く書いてありました。。。できれば起こった事例中心の方が学びが多いいかなあと感じましたが。。。
気になった箇所の抜粋を。
●チームを船に例えると、リーダーが必死で船を漕ぐ中、乗客として船の進む先を眺めているメンバーたちが、「熱狂」することによって乗員として航路を考え、全員で船を漕ぐようになるのです。
●そこそこでは当然だめ、ナンバー2でもだめ。
●自分の夢を志に替えると聞き手に共感がうまれます。
●クライアントのことをクライアントの立場で真剣に考え抜く
●クライアントに絶対服従する必要はない。その代わりキチンと向き合え。
●私が叱るのはチャレンジを避けることで小さな成功を得ようとするとき、若しくは得たときです。
●サイバーエージェントではマネジメントスキルの高低ではなく、組織の「価値観」と「ミッション」のシンクロ度合いから、マネージャーのポテンシャルを判断している。
著者の近藤さんの「熱」を感じる部分もあり、また共感しやすい文体でしたのでシェアします。