【書評!】戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書
先日読んだ本をもう一度読み返してみてやっぱりよかった!と感じたためUPします。最近Kindleで本を読むことが増えてきて、紙の本ではなかなかできなかった一度読んだ本を「読返す」ということが多くなってきた。
何度か読むうちに感じることも変わり学びが多い。。
文中よりピックアップ。
・企画というのは、目的を明確にし、現状を把握したうえで、そこから、目的達成のための意味合いを抽出し、成功のための仮説を立て、実行案を組み立てるという一連の動作のことだ。
・「戦略は実践されて、はじめて価値がある」
・レッドオーシャン化した市場で勝ち抜く強みを習得する努力を始める
・会社の強みを活かして、まだ実現していない未開拓の新市場、ブルーオーシャン市場を実現できる力をつける
・謙虚で真摯な事業への取り組み姿勢を持つこと
・最後の最後まで社長に残る役目があります。それは、リーダーシップの発揮という重要な役目
・参謀機能を使って、企業、事業の未来のことを考えて、常にどういう手を打ったらいいのかを決断していくのが社長
・正しい問題解決のための思考ステップ 現状把握 真因の追究 解の方向性 具体策の比較検討 実行計画の現状把握だ」
・真因の追究。
・具体策の比較検討を
スケジュールで進めるのか実行計画の明示
・成功を収めている方ほど、実は数多くの失敗をしています。
・いかに上手に、精度高く高速にPDCAを回す能力をつけていくかが、企業や事業を長期的な成長軌道に入れることができるか否かを決めてしまう
・検証を行うという基本動作をおろそかにしてしまうこと
・キーワードがある。そのキーワード
・商売っていうのは、さっき言ったように財布の中にある金をいかに増やすか、という単純な話からはじまっている
・値引き要請を見越して上乗せされた見積もりが提出される
・その次には、製品原価、つまり品質を下げてくる
・WINWINの関係をつくるということです。
・執念を持って、事業の成功と発展のことを四六時中考えながら、いろいろな智恵を絞り、手を打ち、結果を検証し、学んだことから、さらにやり方に修正を加えて実行、これを続けてい
・それも、その『成功した創業者』が行っていた時のように、素早く、的確に、PDCAを回せる状態を目指す
・一つ目の組織図というものは、仕事の分担を示したものであり、その責任範囲を示したもの
・まず一つ目は、市場を的確に把握して実施プランにつなげる与件を明確にする『現状把握と分析、意味合いの抽出』の側面。二つ目は、その与件からいかに市場を喜ばせるかを、商品そのものだったり、販促物だったりで、実現するというクリエイティブなプラニングの側面
・組織も人事制度も、経営の意思を分業化のために制度に落とし込むものだ。意図的に『ゆるさ』を残すことはあると思うが、よくわからないからといって『あいまいなまま』に放置してはいけないものだ」
・KPIだけを追いかければいいということを会社が宣言したような形になってしまう」
・制度を導入したら、運営レベルまで正しく着地させるために、社内の誰かが執念を持って導いていく必要がある」
・人事制度にかぎらず、事業観を持って制度を上手に導入して機能させないと、個々の努力の総和が全体最適
・当たり前のことをきちんとやる
・精度高く、高速のPDCAを回す
・健全な活動を阻むもの、
・組織の運営方法も常に進化させていく必要があります。よって、改革文化づくりもトップの重要な役目の一つ
・「人、性善なれど、性怠惰なり」