松田.log

「Web・広告業界を盛り上げる!」をテーマに赤坂で働いています。

【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.8】

こんにちは。
今回は転職の面接の際に一番悩むポイントと言ってもいいかもしれない、
『退職理由の伝え方』についてお話ししたいと思います。

基本的には3つの点を守ると良いと言われています。
・前向きな印象に終わるようにする
・前職を批判するような発言は避ける
・他責的な発言は避ける

そもそも退職理由と人事、採用担当が聞く理由は、
自社で長く働いてくれるかどうかを知りたいからだと考えます。

それを判断するために、下記ポイントを確認しています。

・応募者の志向性や仕事に対しての価値観を確認する
・応募理由との整合性、論理破綻していないかを確認する

・応募者の志向性や仕事に対しての価値観を確認する
⇒その方の退職理由を通し、次の会社に対して何を求めているのかを確認しています。
労働時間が理由で退職する方、給与に不満がある方、人間関係を理由に辞められる方など、
人それぞれご退職される理由は違いますし、答えに正解があるわけではありません。
ですが、その人が大切にしている価値観や、今後避けたいことなどは、
退職理由の中から推測することが可能です。

また退職という決断を下すにあたり、それまでにどのような行動をし、
どのような意思決定を行ったのか、は採用担当が知りたいポイントでもあります。
状況を改善できるような行動や努力を行ったのか、しなかったのか、
回答によって、その方の職務に対しての価値観や当事者意識なども見えてきます。


・応募理由との整合性、論理破綻していないかを確認する
⇒前回の志望理由の答え方でもお伝えいたしましたが、
ストーリーに一貫性があるかどうかを確認している場合があります。
また答えた内容の辻妻があっているかどうかで、候補者の論理性をはかる企業は多いです。

 

企業によって考え方、価値観、また企業が置かれている状況が違いますので、
候補者の退職理由にも模範解答はありません。
しかし、自分が人事担当者だったら、採用面接官だったら、
どんな社員を採用したいと思うか、という視点に立って考えてみると、
最適な答えが見えてくるかもしれません。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 


◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
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