松田.log

「Web・広告業界を盛り上げる!」をテーマに赤坂で働いています。

【転職事例vol.18 彼女にとってのキャリアアップとは? 】

こんにちは。

今回は大阪での転職事例をご紹介します。

求職者は30代女性、大学をご卒業後、
制作会社で教育関連の制作ディレクター兼プランナーとして
ご活躍されていらっしゃいました。

制作においては紙~Webまで経験しておりスキルも豊富。
直近は300名規模の広告代理店でクリエイティブディレクターとして
制作ディレクションだけでなく、リサーチ~マーケティング企画の部分まで携わり、
申し分ないキャリアを歩まれていらっしゃいました。

これからも仕事をバリバリ行い、キャリアアップしたい。
そのためにはもっと仕事の幅を広げたいと思い、弊社にご相談にいらっしゃいました。
というのも、クライアントがずっと教育関係と限定されており、
「教育以外がやりたい」というのが彼女の本音だったからです。

しかしながら、ある程度のキャリアがある方だと、
「領域を広げたい」「新しい業務にチャレンジしたい」と思い積極的に動いたとしても、
企業側の門戸が狭い可能性があります。

採用する企業としては、キャリアが上がれば上がるほど、
「即戦力」「すぐに仕事を任せられる人」を求めたいと思いが強くなります。

また一般的にキャリアアップというと、
「役職が付くこと」や「会社規模が大きくなること」などを指すことが多く、
よりプロフェッショナルな経験が求められ、「未経験からのチャレンジ」は難しくなります。

そのため、志向性のミスマッチが起こるケースが非常に多くなるのが、
30代からの転職と言われています。


彼女の場合ですが、ご面談を通し、
・キャリアアップは「会社規模・社格が上がること」というよりも「仕事内容」を優先すること、
・教育以外の仕事をすることは、内容次第で絶対条件ではないこと、
・仕事が「充実している」と感じられることが重要であること、
それが叶えば、納得のいく転職先が見つけられるのではないかと感じました。


弊社からは、東京に本社を持つ制作会社の大阪事業所をご紹介しました。
この企業は学校案内など教育系の仕事だけでなく、採用パンフレットやサイトなどの制作も行っており、
彼女の強みを生かしつつ、別の領域へのチャレンジもすることが可能です。
また大阪事業所はまだ5名、全体でも80名規模、
300名規模の会社からの転職はある意味チャレンジになります。
今までよりも一人一人の裁量が求められる環境で働くことは、
彼女が求める「仕事の充実」にもつながると考え、ご応募いただきました。


企業側にご推薦したところ、まず彼女の教育系の制作における
クリエイティブディレクターとしての長いキャリアは彼女の強みとしてご評価頂きました。

面接では、5名という少人数の組織の中も即戦力として活躍できるだけの実績を持ったうえで、
新しいチャレンジとして別領域も行うバイタリティーや、
また会社の規模が変わることよりも「仕事内容」を重視していることなど、
仕事に対しての強い想いを感じ、無事ご内定の連絡をいただきました。


彼女のような「即戦力+チャレンジ」の両軸がかなうケースはあまり多くはありませんが、
社格や役職などの肩書きよりも、「仕事内容」にフォーカスをすれば叶うケースもございます。

自分にとって何がキャリアアップなのか考えることも、
納得のいく転職をするためには重要かもしれませんね。


皆様も是非ご参考にしてください。

 

◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
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