松田.log

「Web・広告業界を盛り上げる!」をテーマに赤坂で働いています。

【転職者データ】

【転職者データ】

こんにちは。
今回は弊社で集めた転職者アンケートを共有いたします。


■平均転職期間
2.3か月(昨年度:2.1か月)

転職活動開始から実際に企業から内定、
入社受諾をする期間はやや長くなりつつあります。
好景気も相まって一求職者に対しての求人企業数が増え、
複数内定を持つ方が増えてきています。
それに伴い、以前よりも最終的な入社企業を選ぶのに
時間をかける方が増えているようです。


■転職のきっかけ

スキルアップできる環境へいきたい・・・43%(前年比+5pt)
年収・評価が適正でないと思うため・・・19%(前年比+2pt)
ワークライフバランスを整えるため・・・13%(前年比-4pt)
現職(前職)の経営不振     ・・・10%(前年比-2pt)
円滑な人間関係ではないため ・・・7% (前年比-3pt)
ライフプランの変更     ・・・5% (前年比+1pt)
その他          ・・・3% (前年比+1pt)

求人数の増加をきっかけに、よりスキルアップや待遇改善を
希望される求職者が増えている傾向があります。
ワークライフバランスを理由とした転職や、
人間関係のなどを理由とした転職が減少傾向にあり、
「環境軸」よりも「仕事軸」での転職する方が増えています。

 

■転職先でもっとも重視すること

仕事内容     ・・・36%(前年比+1pt)
年収         ・・・22%(前年比+3pt)
社風         ・・・14%(前年比+1pt)
ワークライフバランス ・・・12%(前年比-2pt)
福利厚生     ・・・6% (前年比-1pt)
勤務地         ・・・5% (前年比 0pt)
規模感         ・・・4% (前年比-2pt)
その他         ・・・1% (前年比 0pt)

多くの方が仕事内容を重視し、転職活動をしていますが、
年収を重要視される方が前年よりも増加しています。
一方で福利厚生、勤務地、会社規模などを
最重要視される方はやや減少傾向にありました。
選べる求人が増えてきたことにより、
より良い条件で転職先を探そうとする方が増えています。


昨年に比べ、環境軸から仕事軸で転職する方が多い結果が出ました。
景気の変化や求人の増加することで、人の考え方も変化するのかもしれないですね。

 


◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
HP: http://www.tym-co.net/index.html
転職相談申込ページ:http://www.tym-co.net/entry.html

 

【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.8】

こんにちは。
今回は転職の面接の際に一番悩むポイントと言ってもいいかもしれない、
『退職理由の伝え方』についてお話ししたいと思います。

基本的には3つの点を守ると良いと言われています。
・前向きな印象に終わるようにする
・前職を批判するような発言は避ける
・他責的な発言は避ける

そもそも退職理由と人事、採用担当が聞く理由は、
自社で長く働いてくれるかどうかを知りたいからだと考えます。

それを判断するために、下記ポイントを確認しています。

・応募者の志向性や仕事に対しての価値観を確認する
・応募理由との整合性、論理破綻していないかを確認する

・応募者の志向性や仕事に対しての価値観を確認する
⇒その方の退職理由を通し、次の会社に対して何を求めているのかを確認しています。
労働時間が理由で退職する方、給与に不満がある方、人間関係を理由に辞められる方など、
人それぞれご退職される理由は違いますし、答えに正解があるわけではありません。
ですが、その人が大切にしている価値観や、今後避けたいことなどは、
退職理由の中から推測することが可能です。

また退職という決断を下すにあたり、それまでにどのような行動をし、
どのような意思決定を行ったのか、は採用担当が知りたいポイントでもあります。
状況を改善できるような行動や努力を行ったのか、しなかったのか、
回答によって、その方の職務に対しての価値観や当事者意識なども見えてきます。


・応募理由との整合性、論理破綻していないかを確認する
⇒前回の志望理由の答え方でもお伝えいたしましたが、
ストーリーに一貫性があるかどうかを確認している場合があります。
また答えた内容の辻妻があっているかどうかで、候補者の論理性をはかる企業は多いです。

 

企業によって考え方、価値観、また企業が置かれている状況が違いますので、
候補者の退職理由にも模範解答はありません。
しかし、自分が人事担当者だったら、採用面接官だったら、
どんな社員を採用したいと思うか、という視点に立って考えてみると、
最適な答えが見えてくるかもしれません。


是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 


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T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
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【転職事例vol.9 スキル以外のマッチングでの転職成功事例】

こんにちは。

転職エージェントとして様々な企業様のご支援をさせていただいておりますが、
中には数年来のお取引があり、複数名の転職成功実績が出てくる企業様もございます。
長いお付き合いになってくると企業様が求めるスキルだけでなく、
人物像やキャラクターなどもよくわかってくるようになり、
より精度の高いマッチングが出来るようになるものです。

今回ご紹介する転職事例は、まさにキャラクターマッチの事例です。

求職者は30歳の女性です。
大学を卒業後、住宅メーカーにて営業をされていましたが、
クリエイティブ業界への夢を捨てきれず、デザイン事務所で
アシスタントからキャリアをスタートされた方でした。

その後、デザイン事務所へご転職され、
グラフィックデザイン、Webデザイン、ディレクションなどをご経験されました。
もっとスキルを磨きたい、キャリアアップしたいとのことで、
弊社へご相談にいらっしゃったのですが、実務経験は2年弱、
かつデザイン系の学校に行った経験もなく、スキルとしてはやや弱めという印象でした。

弊社からも数社ご紹介させていただきましたが、
書類通過が厳しく、なかなかご面接に進むことが出来ませんでした。

そんな時あるコンサルタントが1社求人をご紹介いたしました。

教育系のクライアントに強い制作会社でのクリエイティブディレクターのポジションで、
紙のデザインだけでなく、少しでもWebの経験を持っている方であればチャレンジが可能とのこと。
デザインスキルは必須になりますが、ディレクションや企画も多いため、
制作の知識だけでなく、マーケティング・プランニングなどのスキルもあげることが出来る仕事で、
彼女にとっても非常に魅力的な求人に思えたようです。

ただ書類選考の不合格が続いている状態で少し自信を無くしていた彼女。
なかなか応募に踏み切ることが出来ませんでした。

弊社のコンサルタントは彼女に対し、
・数年来のお取引があるクライアントであること
複数名の転職支援実績があり、面接の傾向と対策をつかんでいること
・デザインスキル以外のところでもマッチする要素があること
・何よりもキャラクターがその企業にマッチしていると確信していること
をお伝えしました。

実際にその企業様は、デザインのスキルだけでなく、
ディレクションやクライアントとのやり取りに必要なコミュニケーション力、
クリエイティブに対しての強い想い、やりたい仕事に対しての前向きな姿勢、
チャレンジ精神などのその人の考え方を重視して採用をする企業でした。

コンサルタントは、デザインだけでなく、
営業としてのキャリア、面談をした際の印象、コミュニケーション力、
営業からクリエイターに転職したバイタリティを見たうえで、
彼女のキャリアにぴったりな企業ということをお勧めし、ご応募いただきました。

企業様に対しても同じように彼女の魅力を説明し、
必要なスキル以外のキャラクターや強みが伝わり無事にご内定、ご入社となりました。

採用は人と人の間で行われるものです。
ただスキルだけをすり合わせれば採用になるわけではなく、
それ以外の部分のマインドやキャラクターのマッチングを重視しないと、
本当にいいご縁は作れないのかもしれません。

是非ご参考にしてください。

 

◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
HP: http://www.tym-co.net/index.html
転職相談申込ページ:http://www.tym-co.net/lp/

【年末年始で心掛けること、準備出来ること】

こんにちは。

12月も残すところあと1週間、すっかり年の瀬ですね。
そろそろ仕事納めの方も多いのではないでしょうか?

12月は忙しくて結局転職活動が出来なかった方、
そろそろ転職活動を始めようかと思われている方、
是非この機会にしっかりとご準備されることをお勧めいたします。

◆転職時期について
年明けから転職活動をされる方は、4月入社を目指して動いてみるといいと思います。
一般的に書類選考に1週間、1社につき面接が2〜3回と考えると、
転職活動には1か月半〜2か月かかると言われております。
さらにご在職中の方であれば、退職交渉や引継ぎにかかる期間は約1か月。
2月末〜3月までに内定〜入社受諾をするスケジュールで動けば、
4月から新天地でのスタートを切ることが出来ます。

そのためには1月初旬〜中旬ごろまでに情報収集や、
求人サイトへの登録、紹介エージェントへの登録を済ませましょう。
一般的に、12月末〜1月初旬までは求人サイトへの掲載数が増加します。
なかなか時間をとることが出来ない方は是非、確認してみると良いと思います。


◆必要書類について
長期休暇があるタイミングや、年始で少し仕事が落ち着いているときに、
書類の準備をするのが良いと思います。

急いで作ってしまうと間違えてしまいがちなのが日付です。
入学年度、卒業年度、また入社年月、退職年月、
時にはご年齢を間違えているなんてこともしばしば。
履歴書と職務経歴書で整合性がきちんととれているか、
西暦と和暦が合っているかしっかりチェックしましょう。

履歴書や職務経歴書の書き方がわからない方は、
インターネットで無料のフォーマットがダウンロードできますので、
参考にしていただけると良いかと思います。

デザイン系のお仕事をされている方はポートフォリオ(作品集)が重要です。
ただ携わった作品を羅列するだけでなく、まとめ方や見せ方に工夫をし、
自分らしい作品集に仕上げましょう。企業の方は携わった作品だけでなく、
ポートフォリオ全体の統一感やレイアウトも選考基準に入れていることが多いです。

デザイナーの方にオススメしたいのが、
履歴書や職務経歴書をご自分でデザインされることです。
もちろん規格に基づいた必要項目は入れたうえで、自分らしくレイアウトしてください。
ポートフォリオと違い、ある意味自由に自分らしいデザインをすることが出来ますし、
企業へのアピールポイントにもなります。

実務経験が足りなくても、ご自分でレイアウトした書類やポートフォリオ
センスが良くて選考が通った、というケースもよく耳にします。是非ご参考にしてください。

まとまった時間がとれる休暇を利用しちょっと準備をしておけば、
転職活動に余裕ができること間違いなしです。


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T.Y.Mコーポレーション 代表取締役 松田智久
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【転職コンサルタントが直伝!選考のワンポイント 面接vol.7】

こんにちは。
今回お伝えしたいことは、志望動機・応募理由の答え方についてです。
新卒時の就職活動では、志望動機をしっかりと準備されて、
面接に臨んだ記憶がある方も多いはず。

中途面接においては、必ずしも聞かれるわけではない質問ですが、
人事や採用担当者はこの質問から何を知ろうとしているのかをお伝えしたいと思います。


・候補者の価値観を知ろうとしている
→なぜその企業を受けてみようかと思ったのか。
それは応募者によって違うものですので、その方にとって、
自社のどの部分が刺さったのかは気になるものです。
業務内容なのか、会社の規模感なのか、給与、待遇面など、
そこから導き出せる候補者の志向を知り、自社との価値観が合うのかを
判断している企業様が多いようです。

エージェントに進められて応募した企業の場合、志望動機は話しづらいかもしれません。
最初のきっかけがエージェントだったとしても、教えられた条件の中に、
惹かれる要件があったり、興味を持った事項は1~2つはあるはずです。
自分の中での判断軸を伝えることが良いと思います。


・退職理由との整合性を見ている
→前職を辞めた理由と、応募理由の整合性がとれているか、
判断される企業様も多いように思います。
例えば、会社の体制が整っていないことに不満を持って退職をされた方が、
ベンチャー企業で頑張りたいと言っても、腑に落ちないように、
退職理由の延長線上に志望動機があるストーリーになっているか確認しましょう。


・単純に応募理由を聞いてみたい
→採用企業の本音としては、単純に知りたいから、というのもあるようです。
自社で思う候補者にアピールしたいポイントと、候補者が刺さっているポイントが
正しいのか気になるところでもあります。もし相違があるのであれば、
採用方法の見直しやメッセージの再設定などが必要になります。
企業としても、どのような反応があるのか直接聞けるいいチャンスというわけです。
面接での質問が必ずしも選考結果に関わるというわけではなりませんので、
このように忌憚のない率直な意見が求められている場合もあります。


一方で、あまりにも自分本位な理由や意欲を
自分をアピールしすぎるあまり、内容がエスカレートして、
相手に不快な思いをさせてしまったり、
ただの自慢のようになってしまったりすることもあります。


模範解答はありません。
ですが、もし企業が質問する意図や回答が選考に響くかどうか、など
事前に分かるのであれば、分かったほうが面接もうまくいくはずです。

そう思われる方は是非一度エージェントに相談してみてください。
私たちからお伝えできる企業情報や面接対策も多数ございますので、
質の高い準備をすることで、面接通過の確度を上げられます。


以上、参考になれば幸いです。

 

◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
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【転職事例vol.8 年収アップか将来性か。本当のキャリアアップになる転職は?】

こんにちは。
今回は、大阪オフィスで転職支援した事例をご紹介いたします。

求職者は33歳、デザイナーの男性。
工学部出身というデザイナーとしては少し異色なご学歴を持ち、
美術品を扱う会社のデザイナー、アパレル会社のデザイナーを経て、
直近は美容系に特化した広告代理店でデザイナー/アートディレクターとして働かれていました。

キャリアとしては自社側のデザイナーとしてご従事されていた期間が長く、
紙~立体物、場合によってはWebまで幅広く経験されていることが強みでした。
一方で、案件規模が小さいことが不満となり、転職活動を開始されました。

弊社へご相談にいらっしゃった際のご希望は
「今よりも大規模なプロモーションに携わりたい」、
「将来のことを考え、もっとデジタル領域が出来る環境に移りたい」、
「クリエイティブを強みの軸にしつつ、マーケティング領域も出来るようになりたい」という3点。

ポートフォリオをお見受けする限り、デザインのセンスも十分。
弊社からは広告代理店やWebエージェンシーなど、比較的大手クライアントとやり取りができる企業の
WebディレクターやWebデザイナーなどを中心にご紹介させていただきました。
面接も順調に進まれ、無事内定も獲得。年収も希望以上に出て、ここで転職活動終了。

と、通常なら終わる話になりますが、
彼が最終的に選んだ企業は「中小規模のメーカーのブランディングディレクター職」。
当初の希望に比べると案件規模も小さく、デジタル領域に特化しているわけでもない。
では、なぜ彼はこの企業を選んだのでしょうか?

複数企業をご紹介させていただく中で私たちは、クリエイターとしてのスキルだけでなく、
彼の「マーケティング思考」に注目をしていくようになりました。

どのように商品を売ればいいのか、そのためにどんな商品を企画し、
ブランドを築き上げ、クリエイティブで表現していく。
自社側でのデザイナーとしての彼のキャリアの強みを生かしつつ、
さらに彼が磨きたいマーケティング領域にも携われるのはメーカーの方が良いのではないかと思い、
すでに受けていた1社が内定間近、というタイミングでご紹介をさせていただきました。

ご紹介した当初は希望と違うことや、設立10年未満という会社規模に難色を示されました。
弊社としては、紹介先企業が彼のマーケティング思考を非常に興味をお持ちであること、
その企業の商品が美容系ということもあり彼の経験が大いに生かせること、
EC事業にも注力していること、またこれから大規模なプロモーションを行う予定があること、
などをご説明し、まず面接だけでも受けていただけるように説得しました。

面接に行くと今までの懸念していた点がクリアになりましたが、
やはりもう一社は希望以上の年収が出ていることも事実。
弊社からは、企業の成長率や将来性などをお伝えし、現状で比較するのではなく、
3年後、5年後を見据えたキャリアステップをお伝えさせていただきました。
初年度年収は先に内定が出ていた企業にはかないませんでしたが、
中長期的な上り幅などご判断いただき、最終的にメーカーへご入社となりました。

実はこの転職ストーリーは2015年春先の話です。
当時はこのメーカーが扱う商品は知名度が低く、取扱店舗も少なかったのですが、
Instagramやブログなどで有名モデルが紹介し話題を呼び、
今ではWebプロモーションはもちろん屋外広告や雑誌広告など展開し、
取扱店舗もかなり増え、女性であれば割と知られているブランドになりつつある印象です。
数十名規模だった社員数も、今や100名規模にまで成長しました。


半年以上前にここまでの成長が本当に予想出来たかどうかはわかりませんが、
企業の成長を下支えしているのは彼のスキルですし、
彼自身の成長企業で働くことで、クリエイターとしてもマーケターとしても、
さらにスキルアップが出来た転職だったと思います。

 


◆Web・広告業界向け転職支援サービス◆
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HP: http://www.tym-co.net/index.html

師走に入りました。。!

早いもので、2015年もあと一ヶ月。師走です!

そんな中、12/1から福岡へきております。今年の7月に本格的に業務を開始してから4ヶ月ほどたちました。ようやく、福岡のマーケットの特徴をつかみながら、九州圏のWeb・広告業界の方々へ貢献できる体制が整いつつあるかなあと思っております。クライアント企業様も、ご登録者様も増加の一途をたどっており、来年へむけて、楽しみが広がっております。

クリスマスが終わるとあっという間にお正月。その間に忘年会、忘年会、忘年会。。

とても、刺激的で楽しい時期ではありますが、時間とタスクに忙殺される期間なので、身体も心もしっかりと平常を保っていきたいと思っていおります。

Web・広告業界の採用状況も、年末はクライアント企業の年末進行のスケジュールにのって、例年3週目を目途に落ち着いてくる見込みです。年内にメドを付けておきたい、企業様、登録者様はスケジュールをきっちりと組みながら動かれるとよいかと思います。

ではでは。